ふたご座

 

好奇心と行動力が伴い、頭の回転と社交性が特徴の星座。
コミュニケーションにすぐれ、空気を読むのが上手である。
適応力は抜群なので、努力せずに習得する素質もあります。 反面、飽きっぽくストレスに弱い面もあり、器用貧乏になってしまうことも。好奇心と情報をコントロールすると出世するタイプ。

 

双子座の由来は、ギリシャ・ローマ神話に登場するカストルとポルックスという双子の兄弟が、天に昇った姿と言われています。

この双子の兄弟に象徴されるように、陽と陰という二面性を持っていることが、双子座の性質の最も大きな特徴です。

 陽の面は、明るくさっぱりしていて、物おじせず、どんどん友達を作っていく社交性があります。好奇心旺盛で、知識や情報の収集に夢中になり、身軽に行動します。片時も静かにしていないというほど、よく動き、よくしゃべる活動家です。

 陰の面は、ふだんは陽の顔の陰に隠れているので、あまり他人に気付かれることはありません。細かいことに神経質にこだわり、自分のしたことをくよくよ反省したり、物事を悲観的にとらえたりします。ささいなことで傷つく、デリケートな神経を持っているのです。

 自分が人にどう見られるかを、非常に気にする傾向もあります。悪く思われたくない、仲間はずれになりたくない、明るい、いい子と思われたい、という思いが、湧き上がってくるのです。双子座は、他人に細かく気を遣い、サービス精神を発揮して、陽気に振舞うことが多いのですが、その裏には、こうした心理がはたらいています。

 初対面の人ともすぐ仲良くなる、のびのびした楽天家のように見えて、実はしんから心を開放しているわけではありません。以外にクールに相手を観察していたり、その場の雰囲気を盛り上げようと、にぎやかに振舞い、ひとりになったとき、急に疲労感に包まれたりするでしょう。

 神経の繊細さからくるストレスを和らげるには、ひとりでできる趣味を持つのがいいようです。絵画や工芸、登山、料理などが、精神をリラックスさせるのに役立つでしょう。

 双子座の性質には、ギリシャ神話のヘルメス神の性質が深く関わっています。ヘルメスは雄弁で商才にたけた神様で、数学、天文学をつかさどり、秤やものさしの発明者としても知られています。双子座の知的好奇心の強さ、見たい、知りたい、やってみたい、そして得た知識を人に伝えたいという強い欲求は、ヘルメス神の性質を反映しています。 言葉は、双子座にとって何より大切なものです。なんとなく感じ取るというのではなく、言葉によってきちんと理解しようとする、左脳的な思考をする性質です。自分の気持ちを確認したり、頭の整理をつけようとするとき、ただ黙って考えるのではなく、人にしゃべることで考えをまとめていくという傾向もあります。相手が聞いていようがいまいが、頭の中の考えを言葉に出すことで、新しい発見をしたり、問題点があきらかになったりするのです。 双子座にとって、沈黙を強いられることは、何よりも苦痛です。双子座の性質を持つ子供に、うるさいから黙っていなさいとおしゃべりを封じると、強いストレスを与え、細やかな神経を持っているために、神経症になってしまうことすらあります。

 言葉に対して鋭敏な感性を持つため、話術や文章表現力にたけた人が多いのも特徴です。講演などで、聴衆の気持ちを強く引きつけることができる人には、双子座の性質がそなわっている場合が多いでしょう。 ただ、言葉巧みなために、かえって真実味が感じられず、口はうまいけれど、本心がよくわからないといった誤解を受けることもあるようです。自分を取りつくろったり、良く見せようとして、つい嘘をついてしまったり、心にもないお世辞を並べたりすることもあるでしょう。勢いに乗ってしゃべっているうちに、不用意な発言で相手を傷つけたり、うっかり他人の秘密を漏らしてしまったりと、口が災いを招く恐れもあります。 双子座の性質は、ピンポン玉がころころ転がるような軽やかなもので、状況の変化にすばやく対応する機敏さや行動力がありますが、反面、長い時間をかけて困難に立ち向かっていくといった根気や忍耐は持ち合わせません。カベにぶつかると、それを乗り越えようとするよりは、別の道を探す性質です。ひとつところに長くとどまっていられない、移り気な面があり、それがプラスに現われれば、いろいろなことに手を染め、多芸多才、豊富な知識を持つ人になりますが、マイナスに出れば、器用貧乏で何もかも中途半端な人生になる恐れがあります。

 

《恋愛面、家庭面》

 好奇心旺盛な性質は、恋愛面でも発揮されます。恋には早熟で、本や雑誌、映像などからいろいろな知識を仕入れる、おませな子供でしょう。初恋も、ほかの子供にくらべて早いほうです。 好きになると積極的にアプローチします。会話がうまいので、相手をしらけさせたり、気まずい雰囲気になることがなく、自然なテンポで親しくなるでしょう。やみくもに突進するのではなく、駆け引きを楽しむゆとりがあります。好きになってもどこかクールなところがあり、どっぷりと恋にのめりこむことがありません。生活の一部分として、デートや会話を軽やかに楽しむという感じでしょう。

 フィーリングが合わず、会話がはずまなかったり、相手が一途になりすぎて、べったり寄りかかってこられたりすると、気持ちが冷えてしまうこともあります。重たい愛は苦手なので、双子座の性質を強く持つ人と恋愛をするときは、束縛感を与えないように気をつけたほうがいいでしょう。 恋人がいても、気になる異性が現われると、そちらともつきあうこともあります。移り気で飽きっぽく、常に新鮮な刺激を求める性質なので、恋愛遍歴をすることも少なくありません。結婚後も、浮気をする可能性は大です。

 結婚しても、夫意識、妻意識はどちらかというと薄く、友達の延長のような態度で暮らすでしょう。女性は家の仕事や子育てを器用にこなし、お金のやりくりもうまいほうです。子供が生まれれば、専業主婦になるのもいいのですが、子供ができないうちは、仕事を持ったほうがいいでしょう。外向的な性格なので、家にいることが多い暮らしは、精神的に苦痛をともなうことが多いようです。子供が生まれても、マンションに一日中子供といるといった、閉鎖的な生活を続けると、育児ノイローゼになる恐れもあります。子供を託児所に預けて仕事をするといった、多忙な暮らしのほうが、性に合っています。 女性は、子供をかまいすぎる傾向があり、口うるさい母親になりがちです。 血縁に縛られるのは嫌いですが、親戚づきあいなどは案外マメにこなします。舅、姑ともうまくやっていけるほうです。

 家庭内では、神経質な面が現われやすく、気に入らないことがあると、イライラしがちです。言うことがころころ変わるなど、気まぐれな顔を見せることも多いでしょう。


《仕事、金銭面》

 小回りのきく行動力や頭の回転の早さ、外向性、社交性は、仕事に非常にプラスになる性質で、生まれながらの仕事人間と言えるでしょう。商才があり、ビジネス全般に適性があります。 好奇心の強い性質を活かせば、ジャーナリズムの分野で活躍できますし、アナウンサーやライターなど、言葉や文章に関わる職業、放送、出版などマスコミ関係も適職です。

 金銭面は、株の売買や投資などで儲ける才能があります。ただし小金を動かすことはできても、大金を操る度胸にはやや欠けるようです。金銭管理はしっかりしているほうですが、貯蓄型ではありません。趣味に惜しげもなくお金をかけたり、流行のファッションやグッズを追いかけて、浪費するでしょう。 

 

《健康、体質》 

 双子座は、体の部位では、肺、気管支をつかさどります。肺炎、気管支炎など、呼吸器系統の病気に注意が必要です。風邪をひきやすいので気をつけましょう。 神経痛など、神経系統の病気にも要注意です。 神経が鋭敏なために、ストレスを感じやすく、精神に過度の負担がかかると、胃炎や胃かいようになったり、いろいろと体のバランスを崩しがちです。円形脱毛症、拒食症、ノイローゼなど、神経症にも注意が必要です。

 敏感体質で、アレルギー性の疾患にも気をつけてください。